学習会の開催概要
- 目的:調理実習を通して、食材の知識や調理技術を習得し、自校の献立作成に生かす。
- 日時:令和4年8月4日(木) 9時~16時
- 会場:公益財団法人 千葉県学校給食会
- 参加者:37名
- 講師:元千葉市栄養教職員会会長 山中 裕子 氏
- 料理名
- パオライス
- あじの和風トマトあんかけ
- もずくスープ
- 生地なしキッシュ
- 青大豆ペーストのずんだもち
開催内容
- 豆類の摂取量が増えず悩んでいる栄養教職員の声を反映し「豆と魚の彩り料理」の調理実習を行った。
- 豆類や魚を使用した主食、主菜、副菜と複数の料理を教えていただき、食品構成の基準値に近づける献立の工夫を習得できた。
- 調理した料理は、調理作業の工程が簡単で、給食にすぐに取り入れられる実践的な実習となった。
- 特に、宮城県の郷土料理であるずんだもちは、枝豆で作るのが一般的だが、新しい食材として青大豆のペーストを使用した。さらに、豆の臭みをやわらげる方法として、生クリームを使用するなど、豆を苦手とする児童生徒でも食べやすい工夫を学ぶことができた。
まとめ
豆類を様々な形態で活用できる料理を実習し、献立の幅を広げることができた。また、新しい食材の取り入れ方や児童生徒が食べやすくする工夫が大切であることを学んだ。今後も実習した料理を学校の実態に応じて取り入れより魅力ある学校給食を児童生徒に提供していきたい。
レポート:大宮学校給食センター 菊間 恵子